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新鮮胚と凍結胚?初期胚と胚盤胞?どれが妊娠率がいいの?

投稿日:2018年11月4日 更新日:

夫婦ともに年齢が高く妊娠可能な時間は少ない!

 

近年は晩婚化の影響で年齢が高くなってから妊娠を望む夫婦も増加傾向にあります。ですが、それに伴い不妊症に悩む夫婦が多くなっているのも事実です。年齢がただでさえ高いのに不妊症に悩むのは、焦りや不安に以外の何物でもないでしょう。そこで、考えるのは不妊治療です。

 

そこで、女性が妊娠できる年齢を考えると、少しでも早く、そして妊娠確率が高い方法を選びたいと思うのは当然のことでしょう。そこで、この記事では不妊治療で妊娠率を高くするにはどうしたら良いのかをまとめてみました。残された妊娠可能な時間を有効にするための内容です。

 

特に新鮮胚、凍結胚、初期胚と胚盤胞などという言葉を聞いた事がないのであれば、確実に役立つ情報です(^^)/

 

どの状態で胚を移植するかは胚の数やホルモン値次第!

 

先ず、年齢が高くなかなか妊娠しないという夫婦は不妊治療として体外受精を行うケースがよくあります。そこで、女性の卵胞を採取するのですが、厳密には、それもまた種類があります。女性の卵胞を採取する方法には新鮮胚移植と凍結胚移植の2通りの方法があります。

 

新鮮胚移植とは、採卵してから数日以内に新鮮な胚を移植するものです。通常の体外受精や顕微授精で得られた受精卵を2~6日培養し、子宮に戻す方法です。一方の凍結胚移植とは、採卵の周期に移植しなかった胚を凍結保存しておき、後になって融解して子宮に戻すのが方法です。某クリニックを例を比較として挙げると、凍結胚盤胞移植の妊娠率は、以下の通りで・・・

 

  新鮮胚移植 凍結胚移植
30歳未満 45% 61%
30~34歳 40% 50%
35~39歳 32% 45%
40~42歳 20%前後 30%
43歳以上 10%未満 11%

 

最近は胚移植数が原則1個に制限されている事もあり、新鮮胚移植よりも凍結胚移植が多くなっています。但し、新鮮胚移植と凍結胚移植でどちらが有利かは、その時の状況によっても異なってきます。

 

例えば、排卵誘発で卵子がたくさ採れ、エストロゲンや、排卵直後のプロゲステロンが高値の場合、そのまま新鮮胚を移植しても着床率は低くなるとされています。この場合は、新鮮胚の移植をせず、凍結保存を行う方が良いのです。新鮮だから着床率が高くなるというイメージを持ちがちですが、実際はそうでもないのです。

一方の、胚を吐血保存するとその分コストがかかるのと、わずかではありますが、凍結・誘拐の過程で質が低下する可能性もあります。採卵した周期でホルモン値や胚の状態が良ければ、新鮮胚を移植する方が良いこともあります。ですから、新鮮胚を移植するか凍結胚にするかという選択は、その時の授精胚数、胚の状態、ホルモン値などから、総合的に判断する事になるでしょう。

 

着床直前の状態が「胚盤胞」、そこまで育つのが5割!

 

また、胚盤胞移植というのは受精後、体外で5~6日程培養して「胚盤胞」という状態になってから移植する方法です。自然妊娠でいえば、卵管の先で卵子と精子が出合って受精し、受精卵ができます。受精卵は卵管内を移動しながら分割・成長し、6~7日かけて子宮へ移動して子宮内膜に着床します。

 

その着前の状態が、ちょうど胚盤胞にあたります。但し、体外で培養して胚盤胞まで達するのは、受精卵の半分程度です。折角、胚が得られても、半数以上は途中で分割がストップしてしまうからです。言ってみれば胚盤胞まで育った胚は”強い胚”なので、胚盤胞だと妊娠率が高くなります。

 

すべの胚を胚盤胞移植にすれば良いとの考え方もありますが、実際には、それですべての方の妊娠率が上がる訳ではありません。体外培養も理想とは言えず、初期胚を子宮に戻した方が分割が進むこともあり得ます。また、得られた受精卵が全て胚盤胞になる前に発育を停止してしま事もあります。

 

その為通常、受精卵が4~5個以上と比較的多くある時に、全ての胚盤胞まで育てる事を考慮されます。胚盤胞移植のみを行うか、初期胚移植も併用するかは現在でも決まっておらず、世界中で各施設の考え方に沿って行われます。

 

実際には、1~2個を初期胚移植するか凍結保存して、残りの胚を胚盤胞まで培養する事を多用しているケースが多いようです。こうする事で、胚移植のキャンセルの防止と胚盤胞培養の両立を図っているという事です。

 

凍結胚移植では胚盤胞まで育った胚も凍結可能!

 

採卵周期で移植しなかった余った胚は、採卵後の数日の初期胚(4~8細胞前後)、または5~6日まで培養した胚盤胞を、マイナス196℃の液体窒素内で凍結保存します。胚盤胞まで育った胚も、その状態で凍結保存もできるのです。

 

凍結胚のキャンセル率は、約3%程度で殆どが融解して胚移植可能です。(但し、100%ではないです。)そして、、凍結・融解杯での先天性異常時の発生率は、新鮮胚移植と分からないとされています。ですから、凍結胚が決して妊娠率が悪いという事はないのです。

 

 

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子育てママ M・T

現在、2児の男の子のママをしているM・Tと申します。私自身、高齢出産で不妊治療に取り組みました。少しでも多くの悩みに役立てれるように頑張って記事更新していくので、よろしくお願いします(^^)/

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